【しょりそう】もう書けないあなたとの話
#谨慎时期有
#nmmn
#与现实人物、团体无关
*別サイト掲載する可能性有り
shr視角
「」 shr
『』so
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「あ、久しぶり」
『ごめんごめん、岸くんと電話する時間をお邪魔しまして、』
「いや、なんで敬語、しかも邪魔じゃないし」
『ははぁ、そっか。』
奇妙な発想はいつも通りで、天然なのか、それとも、また昔のように、一歩下げて遠慮するのか。
彼はいつも通りのはずだ。笑顔も、話す口調も、声も。
「髪、長くないね。」
久々すぎて、どっから話すかすら分からなかった。
週三でご飯行く、ほぼ毎月彼の家に泊まりに行く日々は、どうやって過ごしたっけ。
『そう!ねー、どこでも出かけないってさ、結局自分で切ったの。案外上手いよ?』
「聡はこういうこと得意もんね。」
『へへー勝利も、相変わらずだね。』
彼が言う「相変わらず」の意味は、俺には知ることができなかった。
結局その時も今も、話たくさん聞いてあげるつもりなのに、彼が全て言ってくれなかったこと、それだけは分かってしまったから。
だから、「最近どう?」とか、「今元気?」とか、聞く勇気がなかった。
それで徐々に、連絡する勇気もなくなった。
それでも珍しく彼から「今からテレビ電話していい?」のメッセージが来て、思わずOKを出した。
『しょーり最近何やってるの?あ、岸くんと電話すること以外ね。』
「そこまで頻繁じゃないよ。チャイと遊んだり、料理したり、ギターひたすら弾くくらいかな。」
『そうだね、しょーりのギター、懐かしいな。』
ふわふわの笑顔で、なんで昔話みたいな口調で話しかけてくる。
「……あれ、観た?」
『?あ、ギターか。見たよ!夜空のムコウってやっぱいい曲だよね。あと山登りも見た。』
「めっちゃ見てくれるじゃん」
『しょーりの一大ファンだからね(笑)あのコ、やっぱしょーりのほうに戻すのは正解だよ。俺んちに置くのはもったいない』
……見てくれたけど、俺があのギターに執着する理由は分かってないらしい。
思い返せば、俺らはいつもこうやってすれ違いばっか。
「俺、ラジオに言ったよ。あのギターを弾けば、一緒にステージに立ってるみたいに感じるからって。」
普段は滅多にこういう恥ずかしい言葉を言わない人間だ。なんなら今でも恥ずかしくて死にそう。でもコイツはいつもそう、肝心なところから一歩ズレる。
もしくは意識的に回避してる。
『……そっか、ごめんね、さすがにラジオまで追い付けなくて…』
ほら、また。
気持ちは同じはずなのに。結局振り回される一方。あの時も、自分が壊されるまで、限界まで我慢しても、それでも頼りにくれなかった。
何が「勝利には言ってる方」だよ。何が「しょーりの近くに、負担にならないように支えてあげたい」んだよ。
俺だって、俺だって守ってあげたくて、支えてあげたかったのに。
強いのはいつも聡のほう。俺らの扉を無理やり開けるのも、全て受け入れるのも、許してあげるのも、いつも聡だ。
俺はただ、都合のいいように、聡の優しさに甘えてただけ。だからあのこと以降、自ら連絡する勇気もなく、そこに開いた穴も、どうせほかのことや人に埋めてくれると考えて、こいやって止まった。
コイツのことになると、いつに経ってもカッコ付けばっかで、素直になれない自分がいる。
「田舎、楽しかった?」
『あ、お茶畑めっちゃ緑になってるよ!落ち着いてたらね、今度ライブの時きてね!俺案内する!』
『お前のあのぐちゃぐちゃの紹介?あれを案内って大丈夫?』
だから俺も避けた。肝心のこと言わないようにした。
メンバーとしてではなく、友たちみたいな話し方。まるで戻らない前提で。
それに気づいてないフリをする。
『違うから!今回地元だから!』
聡の笑顔はいつも通りだ。
「へぇーじゃお願いしようかな。落ち着いたらよろしくね。」
嘘は付いてない。
「よろしくね」って、この言葉の本当の意味が、聡には分かってくれなくても構わない。あのギターの意味のように。
嘘は付いてないのに、菫が咲かそうだ。
fin
后记:
最後の一文、「ついた嘘の数だけ菫を咲かそう」
→shr的真实心境是『風景画』的世界观。
⇩
「岸くんと電話する時間お邪魔した」
→雑誌
「ラジオまで追っかける時間なかった」
→有时间check杂志(的细节部分)却没时间check听广播
⇨so说谎了。
⇩
在这次通话里,谁也没有说“真话”。
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同じ気持ちなのに、俺らいつのすれ違いばっか。
是什么文字游戏😂
(凌晨产物,多多见谅🙏)
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